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  • 繰り上げ返済のメリットと落とし穴、繰り上げ返済のタイミング

借入金を出来るだけ早期に返済したい、と期限より先に返済してしまう事が「繰り上げ返済」です。溜まったお金を定期的に繰り上げ返済に充てたいと考えている方は、ちょっと待ってください。繰り上げ返済には手数料がかかるのをご存知ですか。例えば1年間ごとに100万円返済を3回繰り返し、計3年間で300万ずつ返済とします。その場合に100万にかかる金利よりも繰り上げ返済手数料の方が高くなります。それは、1年毎に利息プラス手数料が掛かる為3年分の利息と手数料を計算すると、3年に1度300万返済した方がお得なんです。1回の利息と手数料しかかかりませんからね。であれば、返済に充てる分を定期などに一旦貯め置き、利息や減税を考慮すると更にお得になります。見た目は毎年100万返済の方が早期に終わりそうな気がしますが、実は損をしているんです。手数料は金融機関により違ってきますし、返済金額によっても異なる場合があります。ですが今や低金利の時代です。有利な条件を利用したまま、「突発的」な何かの為にまとまったお金を持って置く方が安心です。また返済タイミングを間違わない事です。住宅ローン控除の申請をされたのなら、年末調整で借り入れの税額控除1%が優先的に所得税から控除されますが、前年度の所得が対象となる為、年が明けてからの返済をお勧めします。また、固定金利の場合もタイミングが必要です。固定金利特約などお得な利点がある場合はそのまま利用し、固定金利の特約消滅時期を狙って繰り上げ返済を考えたほうがお得です。近年では「繰り上げ返済シュミレーション」が多くの金融機関でネット上で簡単に計算する事ができます。借入当初の金額・ボーナス返済金額・借入期間・返済期間・返済方法・借入金利(金利にはタイプがあり、固定金利・変動金利・ステップ金利です。借り入れの際どの金利タイプを選ばれたかによります)後は繰り上げ返済金額を、それぞれ指定枠に入力するだけで計算してくれます。闇雲にただただ早く完済したいと思うだけでは無く、このような機能をうまく利用してご自身のローン状況をきちんと把握し、返済金額・タイミングを考慮した上で、何がお得で何が損なのかを見極めながら活用しましょう。

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