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  • 住宅ローンを組む前に生前贈与について知っておこう

ほとんどの人にとって一番大きな買い物となるマイホーム。その購入資金として、住宅ローンを利用する人は多いでしょう。住宅ローンは、他のローンと比べると金利が低めに設定されていますが、借入金額が高額であることや借入期間が長期間であることなどから、利息の支払額もかなり多くなります。ですから、少しでも利息の支払額を抑えるために、より金利の低い住宅ローンを探したり、頭金を少しでも多く集めたりといったことを誰でも考えるはずです。しかし、そういったことを考える前に、ぜひ検討しておきたいことがあります。それが、生前贈与です。贈与とは、民法で「当事者の一方が自己の財産を、無償で相手方に与える意思表示をして、相手方が受諾することによって、その効力を生ずる契約である」と定められています。つまり、あなたの親があなたに無償で財産を渡す場合などが、生前贈与のもっとも一般的な例になります。一般的に、生前贈与があると贈与税がかかりますが、その課税方法には、暦年課税方式と相続時課税精算方式の2種類があります。それぞれに非課税枠が設けられていますが、住宅の購入を考えている人は、特に相続時課税精算方式の2500万円という枠を覚えておきましょう。住宅の購入を予定している人が20歳以上の場合に、親や祖父母からその住宅購入用の資金として生前贈与を受ける場合に、贈与額が2500万円までであれば、贈与税がかかりません。さらに、これとは別に、住宅の種類や贈与を受ける時期によって、最大1200万円までの非課税枠が追加されます。つまり、一定の条件を満たせば、最大3700万円まで非課税で生前贈与を受けることができるのです。この制度を利用すれば、節税対策になるだけでなく、贈与を受けた額については住宅ローンの多額の利息を払う必要もなくなりますので、大幅な節約になります。ですから、マイホームの購入を検討し始めたら、まずは生前贈与が受けられないか家族とよく相談してみることをおすすめします。なお、ここで紹介している制度については、2013年11月現在の内容ですので、実際に生前贈与を受ける場合には、その時点の制度について専門家などに相談することをおすすめします。

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