キャッシングを何度も繰り返してしまったことで、多重債務者となり返済できなくなった場合の解決法として債務整理があります。債務整理とは、借金の整理すること、つまり、借金総額を減らして、金利負担を軽減する手続きのことです。国内には200万人以上もの人が多重債務で苦しんでいると言われていますが、借金で悩んでいる人の中には夜逃げや自殺をする人も多く、社会問題になっています。債務整理は自己破産、任意整理、個人再生、特定調停といくつか種類があり、その人に適した方法で借金を整理していきます。ここではそれぞれの方法について簡単に説明します。まずは自己破産です。自己破産は、返済できないことを裁判所で認められると借金を返済する義務がなくなります。つまり、借金をすべて処分してしまいます。しかし、自宅や車など資産すべてを没収されてしまい、信用情報に事故として記録されます。任意整理は弁護士や司法書士が借り入れ先の金融業者に借金の減額や利息の負担軽減、分割支払いなどを交渉します。最近は過払い請求を行うことも増えています。交渉によって借金がなくなるわけではありませんが、月々の返済が楽になり完済しやすくなります。個人再生は住宅や車などの資産を残したまま、借金を減額することができます。減額した借金は3年で返済していきます。特定調停は裁判所で第三者である調停委員を置いて債務者と交渉していきます。本人が行えますが、専門的な知識と入念な準備が必要不可欠です。場合によっては交渉がまとまらないこともあるため、弁護士に依頼することもできます。債務整理をするには、まずは弁護士や司法書士に相談することです。定期的に無料相談を行っている事務所もあるため、問い合わせてみるとよいでしょう。債務整理をすることで借金返済に追われる日々から解放されるため、精神的な負担がかなり少なくなります。しかしデメリットも多いため、よく考えた上で決断する必要があります。

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