日本はアベノミクスの経済戦略効果で景気が回復傾向にあり、2014年4月から消費税が8%に引き上げが決定しましたが、数年前までは不景気状態から抜け出せずにいました。2008年に起こった世界金融危機は日本にも多くの影響を与え、多くの非正規雇用の人々が仕事を失い、年越し派遣村が連日ニュースで話題になったのは記憶に新しいことです。ここではそんな世界金融危機について分かりやすく解説していきます。金融危機とは、簡単に言うと、銀行や保険会社などの金融機関の資金が不足してしまい、経営がピンチになってしまっている状況のことです。世界中で金融危機に陥ってしまったのは、アメリカのサブプライムローンの価値が大きく下がってしまい、サブプライムローンを購入していた金融機関が大損をしたことが原因です。サブプライムローンとはアメリカの住宅ローンの証券のことで、値上がりすると予測されていたことから、世界中の金融機関が購入していました。しかし、大幅に値下がりしたことで証券会社数社が倒産してしまい、会社の株価が値下がりし、この影響が世界中に広がったことで世界同時株安状態に陥りました。結局、アメリカやヨーロッパ諸国は公的資金を投入し、何とか財政危機を乗り切りましたが、世界中で多くの人が職と財産を失いました。金融危機が起こると、銀行に預けているお金はもしものときに返ってくるのか不安になります。そのため、多くの人が一斉に銀行からお金を引き出そうとします。そうすることでますます銀行の経営状況が悪化し、危機的状況に陥ってしまいます。アメリカのサブプライムローンの影響は数年間続き、その後、ヨーロッパ諸国も財政危機に陥った国が出てきました。日本も多額の国債を発行し続けている借金大国であるため、いつ財政危機に陥ってもおかしくない状況です。消費税率アップで少しでも借金を減らして財政をよい方向に持っていけるようにしたいところです。

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