未だに完全に解決していない年金問題ですが、ここ数年の年金実情はどうなんでしょうか。年金には、老齢年金・障害年金・遺族年金と分けられます。みなさんが一番気になるところは、老齢年金のことであることでしょう。老齢年金の平均受給額というと、平成23年度 国民年金の平均月額は5万4000円、厚生年金の平均月額は15万2000円と言われています。前年度と比べると、国民年金の平均月額は余り変わりはなく、厚生年金の平均月額は減少傾向に見られます。もちろん就労期間に支払った保険料によって違いはありますが、明らかに受給額に大きな差が見られます。さらに年金受給者の数も年々増えており、単純に考えただけでも今後の不安は隠せません。こういった不安を解消する手の一つとして、保険があります。今は、様々な民間の保険会社で個人年金という目的で商品が提案されています。内容は保険会社によって違いがありますが、要は年金という名を借りた老後用貯蓄です。個人年金にはメリットがあり、個人年金保険料控除といって、最大68000円の所得税控除が受けられます。これは、税金が減るということです。老後の自分の為に、銀行などに毎月預金するのも一つの方法かもしれませんが、税金の減税対象にはなりません。そういった面から個人年金の加入者は、老後の生活を考え出す40代前半辺りから増加傾向に見られます。どちらにしても、現在の家計を無理してでも老後のために貯蓄していくのか、それとも老後の生活を細々としていくのか、なんだか不安の解決策は見えないようですが、よくよく検討することが最も大事なことでしょう。国からの年金では、ゆとりある老後を過ごせない不安から、自分で老後を有意義に過ごすために出来ることを考えていく時代なのではないでしょうか。そのためには、年金も貰うときには手続きも必要となりますので、自分自身の老後に備え、色々な知識を身に付け、お金の蓄えだけでなく知識も蓄え、老後を金銭的なところだけではない、ゆとりある生活を送りたいものです。

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